企業型確定拠出年金を自分の人生に責任を持って
より良いものにする、きっかけの一つにしてほしい。
業種 |
不動産
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社員数 | 9名(男性3名 女性6名) |
導入 | 企業型確定拠出年金 |
会社HP | https://akiya-kaitori.jp/ |
静岡県下で空き家の買取を行い、リノベーションして次の世代につなげる、不動産の買取専門店「空き家買取専科」を運営する株式会社Sweets Investment。「人の才能を爆発させる会社」を合言葉に、社員のパラレルキャリアや子育てを応援するなど、社内でもユニークな取り組みが盛んに行われています。「静岡県働き方改革アワード」も受賞している同社に、企業型確定拠出年金に感じた可能性や導入後の効果などをうかがいました。
導入背景
ーー 企業型確定拠出年金の導入背景を教えてください。
/ 事業プロデューサー
老後のために社員が自分で積み立てて、資産形成できる制度があるとAnswerのご提案をいただいたのが始まりです。当時は退職金制度を設けておらず、導入するにしても、会社がすべてを負担する従来の制度とは異なるものを考えていました。社員が制度を利用しながら資産形成できて、会社の税制的なメリットも大きいと聞き、すぐに導入しました。
導入理由
ーー なぜ企業型確定拠出年金を選んだのでしょうか。
/ 事業プロデューサー
会社員にとって最強の制度だからです。例えば個人型の掛金は上限23,000円のところ、企業型であれば55,000円まで節税しながら積み立てられます。運用益も非課税で、もらう際も控除を受けられる。当社は給与をどんどん上げていく方針なので、満額まで拠出する社員も多いです。会社としても損金計上でき、社会保険料も圧縮できるので、互いにメリットがあると感じます。
また、企業型確定拠出年金は、自分の能力を上げていこうと心がける、一つのきっかけにしてほしいとも考えています。老後2000万円問題があったように、今は親世代とは違って、政府が面倒を見てくれる時代ではありません。自分の人生には、自分で責任をとって、自分で良くしていくときです。
導入後の変化
ーー 実際に導入してみて、社員の方々に変化はありましたか。
/ 子育て広報
社員の金融知識が向上したと感じます。私の場合は子どもがいるので、これから教育費もかかりますし、資産運用で上手く自分の老後資金を作っていきたいと考えていました。投資に興味はありましたがきっかけがなく、確定拠出年金を始めてからは、ほかの金融商品も運用できるようになりました。会社がサポート費用を出してくれるので、個別相談では商品の入れ替えなど、運用の具体的な相談に活用しています。実際に運用してみると、将来に対する安心感が得られ、自分のスキルアップにもつながりました。
良かった点
ーー アイマークで導入してよかったと感じる点はありますか。
投資教育をしっかりしてくださるところですね。運用銘柄は自分で選ばなくてはいけないので、選ぶ方法がわからないと運用しても増えなかったり、減ってしまったりするリスクがあります。アイマークさんは、投資を知らなければ馴染みのないことも、クイズ形式等で面白く説明してくださったので、運用も順調に伸びました。
わからないことにも丁寧に、的確に答えてくださるので相談もしやすいです。
わかりやすいし、投資教育を広めたいという熱い想いを感じるよね。何かあれば相談に乗ってくれるし、安心して導入できました。
未来へ向けて
ーー 今後、この仕組みをどのように発展させていきたいですか。
/ 子育て広報
これまでも投資教育などの取り組みは広報活動に活用してきました。採用面でも企業型確定拠出年金はメリットに感じられると思うので、広報として会社の取り組みを広めていきたいと思います。
/ 事業プロデューサー
こうした制度を通して、社員ひとり一人に「どうすれば会社を使って自分の能力を伸ばし、大きな成果を出せるか」というマインドを持たせたいです。私からするとまだまだ弱い。会社としては退職金制度ですが、個人的には資産形成に活用して、自分の人生を自分でより良いものにしてほしいと思います。